「オルタナティブ投資がこれから重要です」
「機関投資家はオルタナを2〜3割入れてる」
YouTubeでも本でも、よう出てくる言葉やんね。
でも、いざ
「オルタナティブ投資とは何ですか?」
って聞かれたら、あたしも最近まで固まってたタイプやった。
- 新NISAはとりあえず始めた
- インデックス投信も積み立ててる
- そろそろ“次の一手”としてオルタナ…らしい
でも、中身がふわっとしてるまま「分散になるらしいで」で片付けるのは、ちょっと気持ち悪い。
せやからこの記事は、
**「あたしもちゃんとは知らんかったとこからググって整理したメモ」**を、
そのまま読者とシェアする感じで書いてる。
先生ポジションやなくて、
同じテーブル側に座って一緒に紙にメモ書きしてる感覚で読んでくれたらうれしい。
オルタナティブ投資とは?まずは“ざっくり日本語”にしてみた
「伝統的な投資の外側にいるやつら」らしい
まず調べて一番出てきた説明がこれ。
株式・債券・現金といった“伝統的資産”以外への投資を
まとめて「オルタナティブ投資」と呼ぶ。(Encyclopedia Britannica)
要するに、
- 株
- 債券
- 現金(預金)
この3つの外側にいる資産たちの集合体、ってイメージらしい。
具体例を拾っていくと:
- 不動産(実物・REIT)
- インフラ(太陽光・道路・電力網など)
- コモディティ(金・原油・農産物)
- プライベートエクイティ(未上場株式)
- ヘッジファンド
- アート・ワイン・コレクション系、暗号資産 など(Goldman Sachs Private Wealth Management)
このあたりが「オルタナ側のメンバー」。
ここまで調べて、あたしの中での仮まとめはこうなった。
「株と債券の外野席でうごめいてる、クセ強めの資産たちの寄せ集め」
まだ「だから何がええねん」は分からんけど、
“位置関係”だけは把握できた、って段階。

なんで今こんなに名前を聞くんか?
分散投資とインフレ不安のセット
次の疑問はこれやった。
「で? なんでそんな外野のやつらに、
わざわざお金割く必要があるん?」
さらに調べてみると、どこも共通してこんなことを言ってた。
- 株や債券と値動きの要因が違うから、
ポートフォリオの分散に使われやすい - インフレや通貨安へのヘッジとして、不動産やコモディティが注目されてる(Brimco)
あたしなりに日本語訳すると、
「株と債券が同時にコケたとき、
ちょっと違う動きをしてくれる“味方”を端っこに置いとく」
その“味方候補”の一部が、オルタナティブ投資、って感じやね。
個人でも触れるように“入口”が増えてきた
もうひとつ見えてきた流れが、
- J-REIT
- インフラファンド
- 不動産クラファン
- オルタナ系ファンド・ETF
みたいなんが増えて、
**「1万円からオルタナティブ投資」**ってサービスが出てきたこと。(SoFi)
昔は機関投資家とか富裕層だけの遊び場やったのが、
ちょっとずつ“庶民層”にも降りてきてるイメージ。
ここまでで、あたしの理解はこう。
「オルタナ=怪しい何か」じゃなくて、
分散の材料として“一部の人に”使われてきたものが、
最近ちょっとずつ一般人の目にも入るようになってきた。
調べてみて分かった「ええところ」と「うーん…なところ」
ええところ:動きが違う/インフレに強いものもある
メリット側でよく出てきたのがこのへん。
- 株と債券と動きが違う(相関が低い)から、
ポートフォリオのブレを抑えやすいかもしれない(Investopedia) - 不動産・インフラ・一部のコモディティは、
インフレに対して比較的強いとされている(Encyclopedia Britannica) - 機関投資家や富裕層は、全体の2〜3割をオルタナに振ってるケースもある、という調査もある(Investopedia)
「なるほどな」とは思う。
株と債券だけより、動きの違うピースを混ぜたほうが、
長い目で見たときの“ポートフォリオ全体の体力”は上がりそう、というイメージは湧いた。
うーん…なところ:流動性・複雑さ・情報のバラつき
一方で、「これはしんどいな」と思ったポイントもそのまま書いておく。
- 流動性リスク:
すぐ売れへん、途中解約できへん、ロックアップ期間が長い…がわりと普通(Goldman Sachs Private Wealth Management) - 仕組みが複雑で、手数料も高くなりがち
- 上場株みたいに、日々の価格や情報が分かりやすく出てこない
- 「これホンマに投資なん?」って線引きがグレーな商品もある(NFT・一部のコレクション系など)(Seeking Alpha)
ここは正直、
**「ちゃんと理解してからじゃないと、夜ぐっすり眠れなさそう」**って感想やった。
個人でも触りやすそうな“入口”だけ、ひとまずメモ
あたし自身も、「全部いきなり理解する」はムリやから、
まずは**“入り口レベル”で分かりやすかったもの**だけをメモ代わりに置いとく。
J-REIT・インフラファンド:不動産を少額で持つ感覚
- 証券口座から株みたいに売買できる
- オフィスビル・商業施設・物流施設に分散投資
- 分配金(家賃みたいなイメージ)を受け取りつつ、値動きも取れる(Goldman Sachs Private Wealth Management)
「部屋1棟買うのはムリやけど、不動産の値動きにちょっと乗りたい」
って人のオルタナ入口にはなりそう。
金・コモディティETF:インフレ・有事への保険
- 金・原油・農産物などにまとめて投資するETF
- インフレや通貨不安のときに注目されやすい(Encyclopedia Britannica)
現物金を買って保管するのはハードル高いけど、
ETFなら“口座の中だけで完結する金”って感じ。
不動産クラファン・オルタナ系クラファン
- 1万円〜数万円で参加できる案件も増えてる
- 想定利回り◯〜◯%みたいな表示が多い(SoFi)
ここは正直、**「一番ワクワクするし、一番落とし穴も深そう」**って印象。
利回りだけ見て飛びつくと、あとでロックアップやリスク説明を読んで青ざめるやつ。

あたしのメモ:利回りと口コミに目がくらんだ話
ここからは完全に、あたしの黒歴史の供養。
ロックアップ条件をちゃんと読んでなかった
昔、とあるオルタナぽい商品を見て、
- 想定利回り◯%
- 元本◯年運用
みたいなキラキラした数字だけ見て申し込んだことがある。
で、途中でお金が必要になって解約しようとしたら、
「本商品は◯年間のロックアップとなっており、
途中解約は原則不可です」
の一文がズドン。
説明書をよくよく見たら、ちゃんと最初から書いてあった。
書いてあったけど、あたしの脳が「都合の悪いところだけ見えへんモード」になってただけ。
「口コミ」で安心してた自分
もうひとつのやらかしポイントはここ。
- 「◯◯ ファンド 口コミ」
- 「◯◯ オルタナティブ投資 評判」
で検索して、
ネガティブな声があんまり見当たらんかったから、
「なんや、みんな満足してるんやな。じゃあ大丈夫か」
って勝手に解釈してた。
でも冷静に考えたら、
- そもそも投資商品の口コミって、書く人が少ない
- いい感じに運用できてる人は、わざわざ口コミ書きに来ない
- 「被害者の声」が届くころには、もうだいぶ遅い
って現実もあるわけで。
今は、
口コミ=きっかけ
本番=商品説明・リスク説明・契約書
って自分に言い聞かせてる。
で、あんたの目的からしたら、本当に“今”オルタナなん?
ここまで調べて・やらかして・反省して、
あたしが自分に問い直してるのはここ。
時給が上がってきてるこのタイミングで、どこにリソースを突っ込む?
最近の求人見てると、
- コンビニやファミレスでも時給1,200〜1,400円台
- タイミーみたいなスポットバイトなら、土日に数時間だけ入ることもできる
**「NISAに月1〜3万円足したい」**ってゴールだけ切り取るなら、
- 無賃リスクのある副業転売
- 単価の低いライティングを習って、案件探しから始める
- 仕組みが複雑なオルタナティブ投資商品に挑戦する
よりも、
「本業+タイミー数シフト+NISA増額」
のほうが、
シンプル・再現性高い・心も削れにくい可能性がだいぶ高い、って肌感がある。
「NISAを月1万〜数万円増やしたいだけ」のために、どこまで命削る?
- 睡眠削る
- 本業パフォーマンス落ちる
- 家族や友だちとの時間なくなる
- メンタルが常に数字に追われる
ここまで差し出してまで、
“今このタイミングで” オルタナに飛びつく必要あるんかな?
ってのは、読者にも一緒に考えてほしいところ。
いったん一緒にチェックしてみよか:始める前の3つの質問
あたしが自分に投げてるチェック用の質問を、そのまま置いとく。
- 目的
- なんのためにオルタナティブ投資したいん?
- 「ただ流行ってるから」以外の理由、ちゃんと一文で言える?
- 時間と胃袋
- 商品説明・解約条件・リスク説明を、
眠くならずに読み切る気力と時間ある? - 値動きやロックアップを見ても、夜ちゃんと眠れそう?
- 商品説明・解約条件・リスク説明を、
- 代替案の確認
- そのお金、本業+スポットバイトで稼ぐルートは本当にムリ?
- まずはNISAやインデックス投資の“土台”がきちんとできてる?
この3つにまあまあ「YESやな」と思えたら、
そのとき初めて「じゃあどのオルタナにどれくらい?」って話になる気がしてる。
まとめ:オルタナティブ投資は“魔法の杖”やなくて“補助席”くらいでええやん
ここまで調べて・ちょっと失敗して・また調べて、
今のあたしの仮結論はこんな感じ。
「オルタナティブ投資は、
人生を変える魔法の杖やなくて、
ポートフォリオの端っこに座る“補助席”ぐらいのポジションでちょうどええ」
- メイン車両:本業の収入+NISA・インデックス中心の積立
- サブ車両:もし余力あるなら、ちょっとだけオルタナ(REIT・金ETF・不動産クラファン少額など)
この順番をひっくり返さん限り、
オルタナとそこそこいい距離感で付き合えるんちゃうかな、と。
この記事もまだ「途中経過のメモ」やから、
あたしもこれから、もうちょっと個別の商品や失敗談を掘っていくつもりやし、
そのたびに考えは少しずつアップデートされていくと思う。
せやから最後に残すのは、えらそうなアドバイスやなくて、この一言だけ。
「オルタナに手を出す前に、
“オルタナに頼らんでもええ自分の土台”を一緒に整えよか?」
その土台づくりの途中で、また一緒に悩む場になれたら、
ASMI支店としては上出来やと思ってる。

