副業で「売上増えたのに手元増えない日」みたいに──EPS↑でも株価が動かない理由

※これは自分の学習メモ。売買を推奨する話ではないです。
※数値や指標は表示時点で変わるので、記録は“当時メモ”として扱う。


当面あたしは、「EPSが伸びたのに株価が動かない日」は “PERが縮んだ理由” を先に仮置きして落ち着くと思う。

決算ニュースで「EPS伸びてるやん」って思ったのに、株価がピクリともせん日ある。
次の日ちょい下がってたりして、「なんでやねん」って小声が出る。

でも、ここで一回だけ式に戻す。

株価(P)=EPS × PER
EPSが伸びてもPERが縮めば、株価が動かない/下がる日がある。


PERをあたしなりに改めて言い換えてみた。

PERって、あたしの中では「割安指標」っていうより、こういう意味に寄せてる。

PER=“その利益に、いくらまで払う気分か(値段のつけ方)”

つまり、EPSが良くても、“払う気分”が冷えたら、値段がつきにくい。


まず用語を1行で固定?定義づけてみた。

  • 織り込み:事前の期待が株価に反映済みで、結果が出ても追加反応が出にくい状態
  • ミス:結果が良い/悪いより、市場の期待値を下回ったこと(期待との差の負け)

この2つを、感覚じゃなく“定義”で置いてから考える。


いま自分、どこで思考停止してる?

  • 「EPSが上がった=株価も上がる」って、雑に直結させてない?
  • その“上がる前提”って、もう市場が配り終わってた(織り込み)だけちゃう?
  • EPSが良くても「期待より弱い」でミス扱いされてない?

EPS↑なのに株価→(or↓)の“犯人候補”は?

「会社が悪い」じゃなくて、ズレの内訳をほどく。

1) 織り込み(期待の先払い)

良い決算でも「それ知ってた」なら、反応が薄い。
むしろ材料出尽くしっぽくなることもある。

2) ミス(期待に対する“足りなさ”)

EPSが伸びても、期待に届かなければ“負け”。
ここでの負けは、会社の良し悪しというより 期待との差

3) PER縮小(評価が冷えた)

EPSが増えても、P側の空気が冷えるとPERが縮む。
ここがA05の本題。

PERが縮みやすい棚(よくあるやつ)

  • 金利上昇:割引率↑で、成長に払う値段(PER)が下がりやすい
  • 成長期待の低下:未来に払う気分↓
  • リスク増(規制・競争・地政学など):リスクプレミアム↑でPER↓
  • 利益の質が疑われる:一過性・為替・特殊要因で「続かんのでは?」となる

4) 需給(理屈より売買の都合)

指数リバランス、ポジション調整、材料出尽くし…
理屈を作る前に「今日はそういう日」もある。


ここで事故りやすいよね。

あたし、たぶん「EPSが良い=正義」って気持ちが強い。
だから株価が動かんと、市場を恨みがち。

でも冷静に言い換えると、これかもしれん。

  • 会社の稼ぎ(EPS)は良い
  • でも 値段のつけ方(PER)が変わった
  • だから 株価(P)が動かない

“裏切り”じゃなく“掛け算のズレ”。


戦略の型:診断チェック(コピペ可)

EPS↑なのに株価→だったら、あたしはこの順で仮置きする。

  1. 事前に上がってた?(織り込み)
  2. 期待を上回った?下回った?(ミス=期待差)
  3. 来期ガイダンスは強い?弱い?(継続性)
  4. 金利・地合い・セクターの風は?(PERの気分)
  5. 需給っぽい動き?(指数・調整・出尽くし)

当てにいかない。分類して落ち着くだけ。


副業で例えてみると売り上げ増えたのに…。( ;∀;)

これ、あたしの体感やと 「副業で売上増えたのに、手元増えてへん日」に似てる。

PVは増えた(=EPSは伸びた)っぽいのに、
単価が下がったり、承認率が落ちたり、案件条件が変わって、
結果「え、こんだけ動いたのに増えてない…」ってなるやつ。

株価も同じで、会社の稼ぎ(EPS)だけやなくて、
“その稼ぎに何円まで払う気分か(PER)”が一緒に動いてる。
だからあたしは、EPSを見たら次に 「今、値段のつけ方が冷えてない?」って一回だけ疑う。


PER縮小レンズを直近で調べた銘柄での考察してみた。

※ここは例。銘柄推奨ではない。結論を出さず、見方の練習だけ。

最近ちょうど アサヒGHDパナソニック を眺めてて思ったのは、
PERって“答え”やなくて、分解のレンズなんやろな…ということ。

  • 成熟業種っぽく見られやすい局面では、EPSが伸びても「払う気分」が伸びにくく、PERが縮む仮説を置けるかもしれん
  • 構造改革・事業再編の局面では、EPSそのものより「来期の見通し」「継続性」「リスクの見え方」でP側が動き、結果としてPERが動く…みたいな見方もできる

繰り返すけど、これは当てにいかない練習
最後はいつもここに戻す:

  • EPS要因っぽい/PER要因っぽい/両方っぽい/需給っぽい

事故防止(短く3点)

  • EPSが良くても “期待との差”で負け扱いはある(心を守る)
  • PER縮小を見ても、永久の評価低下と決めつけない(仮置きで止める)
  • 1日で物語を完成させない(需給の日もある)

今日の自分ルール(短く)

  • 「EPS↑なのに株価→」は P=EPS×PER に戻して、まずPER縮小を疑う
  • 迷ったら 織り込み/ミス/PER縮小/需給に分類して落ち着く
  • ガイダンスと地合い(特に金利)を“PERの気分”として1回だけ確認する
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