【体験記】ヤフオクで金貨を売ってたあたしが、SBI・iシェアーズ『サクっと純金(為替ヘッジなし)』に乗り換えて1年──NISAはコア、金は“別腹”で落ち着く話

GOLD|金

あたしと金(ゴールド)の距離が変わった日

あたし、もともと現物の金貨ラブ勢やってん。副業でヤフオクに世界の金貨を出して、ライトの角度を微調整して写真を撮って、歴史を調べて説明文を書いて……。落札通知が鳴るたびに、台所でひとりガッツポーズ。1枚で5万円くらい利益が乗った夜は、帰り道のラーメンまで金色に見えた(味玉は月、チャーシューは金塊…ってね)。

けど、波はやがて逆さにも来る。やめた一番の理由は、円安で仕入れコストが跳ね上がって手元資金が追いつかんようになったからやねん。良いコインほどドル建ての提示が強気になって、買いたくても“ええコイン”に手が届かへん。そこへ追い打ちで、郵送のルールや審査が厳しくなって金貨の海外配送が前より神経を使う仕事になった。さらに新規参入が増えて旨みのあるロットは取り合い、落とせても薄利、落とせへんかったら在庫は切れる――つまりリスクリワードが悪化してもうたわけやね。「この資金繰り・手間・リスクで、今のあたしが続ける価値あるん?」って自分に問い直して、海外仕入れはいったん中止。在庫が尽きてからは“金そのものへの興味”は残しつつ、無理な現物勝負はやめて、ファンドで値動きだけコツコツ拾うほうへ切り替えたんよ。金貨触ってたから金の値上がりを感じてたからね。

そこで、現物のロマン暮らしの現実を、同じテーブルに座らせて話し合い。答えはこうやった。
NISAは“中身”を育てるコアとして続ける。金は“値動き”だけをコツコツ取る――つまりファンドで“別腹”に。選んだのはSBIアセットマネジメント|SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)愛称「サクっと純金」。現物の体温は恋しい。でもアプリの約定履歴が静かに並ぶ画面を見てると、「今の暮らしには、こっちがええな」とふっと肩の力が抜けた。そこからちょうど1年。毎月、“金の量”だけが少しずつ増えていく。

なぜ“現物やめてファンド”に切り替えたのか──税金と手間、円と向き合う作法まで【税金メリット/現物vs投信/為替ヘッジなし】

1) 税金の座り心地が、決定打やった

ヤフオクで現物(金貨・地金)を売った利益は、原則譲渡所得(総合課税)。その年の譲渡益合計から特別控除50万円を引いて、残りは他の所得と合算して累進課税になる。5年超保有やと課税対象が1/2になる優遇もあるけど、所得が高いほど税率は上がるし、継続的に売買してると事業所得扱いになり得る。つまり申告の手間も重め
一方、投資信託(ゴールドファンド)申告分離課税で一律20.315%(所得税15.315%+住民税5%)。特定口座(源泉徴収あり)にしておけば基本オートで納税が進むし、株や他の投信と損益通算もできる。NISA口座なら非課税や。

ロマンは現物、設計はファンド。長く淡々と積むなら、税の見通しが立つ方が“眠りやすい”。これが、あたしの決断の芯やった。

2) 「為替ヘッジなし」を選んだ理由(円安で泣いたあの日の逆手)

ヘッジなしは円安が追い風/円高が向かい風。ヤフオク時代は円安が痛手やったけど、今は円安=評価にプラスもある。逆に円高は“安く口数が増える時期”と思って、やめない・焦らないで続ける。
暮らしは円建て。だからこそ、円の強弱から目をそらさへん練習として、ヘッジなしで行く。あの日の逆風を、今日は追い風に――あの頃の自分をちょっとだけ救うために

3) コア&サテライトの役割(NISAは“中身”、金は“防風林”)

  • コア:NISA(つみたて中心の低コスト・インデックス)=複利で“中身”を育てる。給料日後の自動積立で忘れる仕組み。
  • サテライト:サクっと純金(為替ヘッジなし)=価値保全・通貨分散・メンタル安定。相場を読まずに“量”を増やす
  • NISAをSBIで見てみる
  • NISAを楽天で見てみる
    ふだんのポイントやアプリの使い勝手に合わせて選んだらええ。どっちもNISAは使えるし、迷ったら“生活圏”で決めるのが楽やで。

1年続けて分かった“暮らしに馴染むコツ”──買い方、心の置き方、出口の整え方【積立ルール/NISA併用/リバランス】

① 買い方:値段は“つまみ食い”、大事なのは“量を増やす”

  • 毎月固定額でコツコツ。高い気がするときほど、むしろ少しだけ増額(背伸びしない範囲で)。
  • チャートに眉をひそめる時間があったら、口数が増えた事実だけ見る。未来の自分に在庫を渡す感覚で。

② 心の置き方:現物の高鳴りは、アルバムに閉じて

  • ヤフオク時代の写真は宝物。たまに見返して体温を思い出す。けど今は、アプリの約定履歴が“今の暮らし”に合う。
  • 金は家賃を払ってくれない。それでええ。NISAが“中身”、金が“防風林”。二つが並ぶと、心は暴れにくい。

③ 出口:事件は“平時”に仕込む(=リバランス前提)

  • 金が上がって比率が増えすぎたら、少し売って株へ
  • 株が伸びて金が置いてけぼりのときは、金の積立をそのまま。
  • 上がってから慌てて買うより、静かに仕込んで静かに整える。これが“眠れる投資”の作法やと思う。

まとめ:ロマンは知ってる。だからこそ、税と暮らしで整える

  • 世界の金貨を売っていたあたしは、現物の瞬間の輝きを知ってる。1枚5万円の夜も、円安で輸入をやめた朝も、ぜんぶ覚えてる。
  • 今は、SBI・iシェアーズ『サクっと純金(為替ヘッジなし)』“別腹”で積み立てて1年。NISAはコアで続けて、金はサテライトでゆっくり増やす。
  • 税金の座り心地(現物=総合課税/累進、投信=分離20.315%+通算・NISA非課税)が、決め手になった。ファンドに軍配
  • これからも、少額・分散・長期・継続。チャートより、暮らしの呼吸を整えていきたい。

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免責:本記事はあたし個人の体験・見解やで。投資の最終判断はご自身で。税制や商品仕様は変わるから、最新の目論見書・税務情報を必ず確認してな。

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