【銘柄研究】6752|パナソニックって、いま「家電株」ちゃうんやな…の話

投資

朝のスマホって、だいたい心に悪い。
目ぇ覚めた瞬間に、景気の悪い見出しをぶつけてくるんやもん。

「パナソニック、26年3月期の利益予想を下方修正」

……って見たとき、あたしの脳内は一瞬でこうなる。
「え、もうアカンの?」「家電の巨人がまた沈むん?」って。

でもな、ここで“感情の結論”まで走ると、あとで高確率で後悔する。
落ち着け、あたし。今日はちゃんと、理由を分解して、判断できる形にしてみよ。


まずは事実だけ置く。気持ちは後。

今回の話、ざっくり言うとこう。

パナソニックHDが、2026年3月期の通期予想を下方修正した。
数字はこういう感じやね。

  • 売上高:7.7兆円
  • 営業利益:3,200億円(従来 3,700億円 から)

で、原因として名前が上がってるのが、主に 車載電池(Energy)
つまり「家電」やなくて、「電池」やね。

理由は複合やけど、ポイントはこのへん。

  • 米EV市場の減速で販売数量が弱い
  • 米国関税の影響
  • 米国の税額控除(IRA関連)の想定下振れ
  • 構造改革費用の増加

……うん、文字面だけで胃がキュッとなるやつや。

ただ一方で、「増える見込み」もちゃんと書いてある。
ここがね、投資家の気持ちをややこしくする。

  • 生成AIサーバー関連(Industry)
  • 航空機向け(Avionics / Connect)
  • 蓄電システム(Energy)

悪い話だけで終わらせてない。
“下支え候補”も一緒に置いてる。ここがミソ。


あたしの仮説は、たった一行でパナソニックをまとめてみた

ここで、あたしは一回、雑にまとめる。

「いまのパナは、電池(逆風)× AI/蓄電(追い風)× 改革費(痛み)の綱引き株」

つまり、どっちか片方だけ見たらコケる。

  • “下方修正”だけ見て「終わった」って決めるのも早い
  • “AIで伸びる”だけ見て「未来しかない」って信じるのも危ない

世の中って、だいたい綱引き。
株価は、その綱の張り具合を日々見せてくるだけ。


「じゃあ何を見ればブレないん?」問題

ここで一番しんどいのが、情報の洪水やねん。
ニュース、決算、SNS、YouTube…全員が別の角度から叫んでくる。

だから、あたしは定点観測を3つに絞る
多いと、結局ブレる。ほんまに。

  1. 通期予想が“再下方修正”されるか
    これが一番の地雷。次が来ると、心理が折れやすい。
  2. Energyの悪化が止まった兆しがあるか
    数量、税控除、関税コスト。説明が「さらに悪い」から「底打ちっぽい」へ変わるか。
    “気配”の変化を拾う。
  3. AIサーバー/蓄電が“利益の相殺”に育ってるか
    追い風は、言うだけなら誰でも言える。
    数字で「ほんまに相殺できてる?」を確認する。

この3つだけ見てると、情報に溺れにくい。
全部追うより、“撤回条件(反証)”を持っておく方が精神衛生にええ。


で、あたしはどうするん?

ここ、いちばん大事やのに、みんな曖昧にするところ。

あたしの場合はこう。

  • 新規で買うなら:いまは“監視寄り”。入るなら分割で小さく
    下方修正の直後って、「材料出尽くし」やなくて「次もあるかも」が怖い時期やから。
  • すでに持ってるなら
    「①再下方修正なし」+「②Energyの説明が改善」+「③AI/蓄電が数字で伸びる」
    この3点が揃うまでは、枚数を増やす判断は保留
    “祈りでナンピン”は、だいたい心を削る。

……なあ、あたし。
投資って結局、「当たるか外れるか」より、
外れた時にどう撤退するかを先に決めてる人が強いんよね。


最後に:パナソニックは「家電の気分」で見るとズレる

パナソニックって聞くと、どうしても家電のイメージが残ってる。
冷蔵庫、洗濯機、テレビ、電池も乾電池のイメージ…な。

でも、今の論点はもっと硬い。
米EVの波・政策・関税・税控除・構造改革・AIサーバー・蓄電
これ、もう“家電株”って呼ぶと、認知がズレる。

やから、今日の結論はこれ。

「気分で“終わった/買いだ”を決めずに、綱引きの引っ張り合いを3点観測する」

それだけで、かなりラクになる。
投資って、心の安定がパフォーマンスやからな。

タイトルとURLをコピーしました